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ソムリエ ラ・パッション

Pic

今日は朝からTGVに乗ってヴァランセへ。。。
目的は、ミシュラン2つ星 ル・ピック へ行くためである!

今回フランスに来て初めての星付きレストラン!!
今までも数えれるぐらいしか星付きには入っていないが、どこのレストランに行ってもほんとうに個性があっておもしろいものです。

それでは、さっそく行ってみましょう!!

ヴァランセの街

レストラン ル・ピック
ヴァランセ (リヨンとアヴィニョンの間ぐらいかな?)
現在ピック家四代目シェフ マダム・アン・ソフィーがキッチンを仕切り、旦那様がメートルを務める。
レストランはミシュランの2つ星
ホテルは4つ星リュクス
レストランはエントランスからレセプションディスク、サロンを横切りいやがおにも期待で胸が躍ってきます。メインホールは中庭に面した造りになっており、閑静な雰囲気のなかスーツで身を包んだメートルが大理石の床の上をスマートな振る舞いで“コツッ、コツッ”と言わせながら近づいてきます。
看板ピック サル ピック


私たちがオーダーしたコースはムニュ・デギュスタシオン
だいたい、どこのレストランでも自分の店のスペシャリテを盛り込んだこういったメニュをかならず作っています。
そして、もちろん、お値段も通常のメニューのなかではスペシャルに高かったりします。
ちなみに、ピックはかなり良心的な値段で130ユーロでした。

ピック 前菜・魚

最初のオードブル
帆立貝の二種スタイル ポワレとマリネにしてあります。
そしてフォワ・ド・カナールのポワレ
柿のカラメリゼ添え
この二つの前にアミューズが4種盛りで来たのですが、写真をとる前についつい食べてしまいました。。。。

そして、魚料理が2品。
最初がソールのロティ、ブール・ノワゼット
そして、次がカルレ(大きな鰈みたいなの)のグリエ
全体的に身がふわっと柔らかく、とっても上品なタッチ!
さすが、女性シェフ!! と思うほど繊細。
こんなに陸地の田舎なのに、こんなに魚料理がおいしいとは思ってもみませんでした。

ピック メイン

で、次がメインディッシュ。
なのですが、その前にお約束のお口直しのグラニテですね。
でも、それがなんとトリュフのグラニテ!!
うーーん。。。 にくいメニュー構成ですねぇ。
で、やっとメインディッシュ。
シュヴルイユ(鹿肉)のロースト、コアンのカラメリゼ添え

そして、その後に プラトゥー・ド・フロマージュ!!
チーズ好きの私にはこれが楽しみで仕方がない!!!
しかも、サービスしてくれたメートレスはアンジェリーナ・ジョリーの娘?妹?と思ってしまうような綺麗なお姉さん。
その娘と話したいから?チーズが本当に好きだから?思わず、沢山頼んでしまいました。そして、チーズに添える自家製コンフィチュールも最高!!ついには、隣人のチーズまで手をつけてしまう始末でした。

ピック デセール

で、やっとデセール!
これまた、私、大の甘党だったりするのです!!
最初のアヴァンデセールはムース・ド・ショコラにレモンのソルベ添え
ここのパティシエは95年、チョコレート部門のクープ・ド・モンドを受賞していて、デセールの後のミニャルディーズのチョコもあわせて本当においしかったです!
ちなみに、カフェの後ろに写っているものとは別にちゃんとミニャルディーズが出たのですが、これまたあまりのかわいさに写真撮る前に食べちゃいました。。。。

ピック カーヴ


で、これが今日のワイン
ポール・ジャブレ、
エルミタージュ・ラ・シャペル 1961年
こんなワイン、日本では見つけられません。
最高でした。言葉もありません!!

と、言いたいところですが、これはカーヴを見学させてもらったときにここのシェフ・ソムリエに見せて頂いた貴重なワインの一本。
きっと、とんでもない値段なんだろうなぁ・・・・・。
ちなみに、ワインリストは厚さ8センチ以上はあろうかという辞書みたいなのでした・・・・
 (ちなみに、ここのレストランもうちも、ワインリストはカルト・デ・ヴァンではなく、リーヴル・デ・ヴァンと書いてあります。。。余談ですが・・。)




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